プラセンタの種類
プラセンタの種類は大きく3つに分けることが出来ます。
最も身近なものはプラセンタサプリメントやドリンクに用いられている動物由来のプラセンタでしょう。
動物由来のプラセンタにもいくつか種類があり、馬・豚・羊のプラセンタがつくられています。
以前は動物由来のプラセンタと言えば牛のプラセンタが一般的でした。
しかし狂牛病が問題となってからは牛プラセンタは姿を消し、代わりに豚プラセンタを使用した製品が出回りました。
その後、豚プラセンタよりも多くの有効成分を含む馬プラセンタが人気となり、
今は馬と豚がプラセンタ市場に多く出回っています。
羊プラセンタは日本では製品が非常に少ないのですが、海外では人気の高いプラセンタです。
病院で受けられるプラセンタ注射に使われているものは、ヒト由来のプラセンタになります。
ヒト由来のプラセンタは医療行為のみで許可されているため、一般に出回ることはありません。
また薬事法によって規制があり、注射以外で用いることは出来ません。
このヒト由来のプラセンタには「ラエンネック」と「メルスモン」の二種類があります。
それぞれ肝機能障害や更年期障害などを改善する目的や、美容目的として使用されています。
そしてもう一つ、植物由来のプラセンタもあります。
植物由来のプラセンタに関しては「プラセンタとは?」でも少し触れましたが、
動物由来やヒト由来に含まれている成長因子が含まれていません。
そのため植物由来のプラセンタにはアンチエイジングや疲労回復効果を求めることは出来ないでしょう。
しかし植物由来のプラセンタも生命の源である種を原料としています。
そのため、様々な栄養素を豊富に含んでいますから、美肌効果は十分に得ることが出来ます。
このようにプラセンタと一口に言っても種類が豊富にあるため、プラセンタ製品を買うときには注意が必要です。
原材料によって成分量や効果が変わってきますから、目的に合うものを選ぶ必要があるでしょう。