プラセンタアレルギーとは?
プラセンタとは「胎盤」のことで、赤ちゃんとお母さんをつなぎ、栄養補給や酸素供給などの働きを担っています。
そしてプラセンタには、赤ちゃんの成長に必要なタンパク質や脂質、アミノ酸などの成分が含まれています。
これらは、私たちのカラダにも有効に作用するとして、美容や健康への効果が期待されています。
(「プラセンタの効果とは?」にて詳細に解説しています。)
なかでも、花粉症に苦しんでいらっしゃる方に知っていただきたいのが、プラセンタの抗アレルギー作用です。
アレルギーに対して効果が期待されることから、つらい花粉症に悩まされ、
薬が手放せないという方々の強い味方となってくれるでしょう。
また、プラセンタはアトピー性皮膚炎に対しても効果があると言われています。
このようにアレルギーに悩んでいる方への効果が期待できるプラセンタですが、
なかには、プラセンタを摂取したことによってアレルギー反応が出てしまう方がいらっしゃるようです。
もちろん卵や牛乳などといった食品にもアレルギーはあるわけですから、
プラセンタアレルギーが出たからといって、プラセンタが体に悪いというわけではありません。
また、プラセンタそのものに対してアレルギー反応が起きるのか、
他のものとプラセンタが反応してアレルギー反応が表れるのか、
その因果関係についてはまだ確かではありません。
冒頭にご紹介したように花粉症やアトピー性皮膚炎に効果が表れた人もいるため、
アレルギー体質の方がプラセンタにも必ずアレルギー反応を起こすかというと、そうではありません。
むしろカラダが疲れていたり病後など、いつもより免疫力が低下しているときにプラセンタに
アレルギー反応を起こしてしまう方が多いと言われています。
また好転反応といってカラダが良い方向に向かっていく反応として、
アレルギー反応のような、湿疹やかゆみが表れる場合もあります。
しかし、これが好転反応かアレルギー反応かの判断が難しいため、
プラセンタを摂取したあと、発疹やかゆみが長く続く場合やひどい場合は、使用を中止し医師にご相談されることをお勧めいたします。