美白にもプラセンタ
「プラセンタのお肌への効果とは?」でも解説しましたが、
プラセンタは厚生労働省が認可している美白成分の一つです。
美容業界には沢山の美白成分がありますが、実際に美白効果を持つ成分として認められているのは20種類程度です。
プラセンタはそのうちの一つで、これは充分な美白効果が確認されていることを証明しています。
美白成分と言っても、それぞれの成分でアプローチ方法が異なります。
メラニン色素の生成を防ぐ成分もあれば、メラニン色素を排出する方法で美白を目指す成分もあります。
ではプラセンタは?と言うと、
プラセンタの場合はまず新陳代謝(ターンオーバー)を活発にすることで美白効果を発揮します。
肌のシミの原因となっているのは、何十にも重なった角質層の中にメラニン色素の層が出来ているためです。
このメラニン色素の層は新陳代謝が活発なうちは、次第に表面に押し出されてもとの白い肌を取り戻します。
しかし加齢や乾燥といった肌トラブルにより新陳代謝が滞っていると、
メラニン色素の層はいつまで経っても輩出されずに残ってしまいます。
「プラセンタの薬理効果」でも書いたようにプラセンタには新陳代謝を高める作用があるため、
メラニン色素の層をどんどん排出させ、白い肌を取り戻すことが出来るのです。
また活性酸素がメラニン色素の発生する原因となっていますが、
プラセンタにはこの活性酸素を取り除く作用もあります。
活性酸素が大量に発生していると、排出しても排出してもメラニン色素は次々と発生し、
シミはなかなか消えてくれません。
プラセンタはメラニン色素の元である活性酸素も取り除くので、効果的に美白を目指すことが出来ます。
更にプラセンタは摂取するだけでなく、化粧品として肌に直接用いるのも有効です。
プラセンタに含まれる亜鉛が体内のメタロチオネインと反応し、紫外線の害から肌を守ってくれるのです。
そしてプラセンタの場合は美白効果だけでなく、美肌効果も高いことがポイントでしょう。
白い肌を手に入れられるだけでなく、肌細胞を生まれ変わらせることが出来ます。
そのため乾燥やニキビといった肌トラブルも、同時に改善していくことが可能なのです。